どうしても保険診療では患者さんに提供できる歯科治療の質に限界があることをまず、知っておいて欲しいと思います。
内藤歯科医院では、患者さんに最高の治療を施せるよう日々努力しております。ただ、厚生労働省の定めた保険治療の枠内では、限界があるのも事実です。
保険診療とは、誰もが平等な治療が受けられるように考えられたとても良いシステムです。しかし国の財政上、限られた材料・方法でしか治療が認められていないため、常にベストな治療ができるとは限らないのです。そのために、数年おきに再治療を強いられてしまうことが多いのです。
自費診療とは、贅沢な治療というイメージが強いようですが、歯の強度やかみ合わせのバランスを考えて精密に作製するため、最も歯を大切にし、最も再治療の少ない方法で治療が行えます。
歯科医師として患者さんのことを考えたなら、私は一番良い方法・材料を用いて最良の治療を行いたいのですが、保険診療では細かい決まりごとが多く、それができないことがあります。
このような場合、保険の枠内を超えて治療することを自費治療や自由診療といっています。保険診療の枠を外すことで、より良い材料を使うことができます。型取りの材料・かぶせ物・詰め物・セメントすべてが違います。
もちろん材料の違いだけでなく、治療そのものや治療の中身も上には上があります。
自由診療には、大きく2つの考え方があります。
(1)治療内容(治療技術や方法など)自体が、保険が効かない場合
インプラント、矯正など
(2)治療に伴う材料が、保険が効かない場合
セラミック、ゴールドなど
の2つがあります。
かぶせ物・詰め物は現在、医療の進歩に伴い様々な治療方法があります。現在の保険制度は、歯科医療の進歩から約50年遅れているともいわれ、日本以外の先進国では考えられないような治療が普通に行われています。
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